使用キャラクターがルーレット（ランダム）で優勝！？
『月華の剣士第二幕』に続いて行われた『餓狼MOW』の決勝トーナメントには、以下の16名が残った。
SYN(牙刀)
コロッサス（グリフォンマスク）
アルミ（グラント）
にゅう（牙刀）
ヴァニラ（カイン・R・ハインライン）
魅せ川（ロック・ハワード）
シマダ（キム・ドンファン）
JR（ルーレット）
tana(キム・ドンファン)
rioちゃん（ケビン・ライアン）
ミナミ（グラント）
マギー（マルコ・ロドリゲス）
シコルスキー（グラント）
アール（北斗丸）
ごんちゃん（双葉ほたる）
F谷（グラント）
キャラクターで見るとグラントが4人といちばん多いが、比較的ばらけた形。プレイヤーで見ると、注目はキャラクターをルーレット（ランダム）にして勝ち上がってきたJR選手だろう。決勝トーナメント1回戦では最強クラスのキャラクターであるジェニーを引いて、大会主催者のシマダ選手を圧倒、2回戦の魅せ川選手（ロック）戦では、ロックに対して相性のいいグリフォンマスクを引いて、その相性通りに試合を進めて勝利。準決勝のコロッサス選手（グリフォンマスク）戦では、これまた相性のいいほたるを引き、安定した試合運びで決勝進出を決めた。
決勝戦は、勝てばおそらく格闘ゲーム史上初となるルーレットでの優勝となるJR選手と、敗者復活のプレーオフからここまで勝ち上がってきたF谷選手の一戦。F谷選手は「ルーレットに負けるわけにはいかない」と、初の快挙を阻止する構え。そんな格闘ゲーム史上に残る世紀の一戦でのルーレットは……極限流空手の使い手、マルコ！ メインキャラのケビンを引けなかったJR選手は苦笑い。しかし、JR選手が1ラウンドを先取し史上初の偉業へリーチをかけるが、F谷選手が意地を見せて逆転。敗者復活プレーオフからの過酷な戦いを勝ち抜いて、見事に優勝！
※タイムシフトはこちら（『餓狼MOW』の決勝トーナメントは07：41：00あたりから、決勝戦は08：28：00あたり）
大会の最後には、SNKプレイモアの小田泰之氏、星華饗宴の主催者である、まるしかくさんとシマダさんがそれぞれあいさつした。小田氏は「アツい試合に感動しました。開発としては感無量でございますので、今後とも応援よろしくお願いします」とコメント。『月華の剣士第二幕』を担当したまるしかくさんは、「『月華の剣士』はまだやり込んでいるプレイヤーがいるのに大きい大会がなかったので、ぜひ開きたかった。今日は新規の人も含めていいところがいっぱい出てよかったと思います」とあいさつ。続いて『餓狼MOW』を担当したシマダさんは、「僕が主催ということで、みんなが集まってくれるか不安だったけど、こんなにたくさんの人に来ていただいてうれしかったです。『餓狼』や『月華』をやりたいと思った人は、ぜひその気持ちをゲームにぶつけてください」とイベントを締めくくった。
『KOF XIV』体験会が4月26日に都内で開催！ 『餓狼』や『月華』の続編も！？
イベントの合間には、SNKプレイモアの小田氏が、最新作『KOF XIV』のPRを行う場面もあった。最新PVを披露したほか、4月26日に東京都内で体験会の開催を予定していることを明かした。また、『月華の剣士第二幕』がプレイステーション4とPS Vitaでリリースすることを発表。さらに小田氏は、「なんとか死ぬまでには『餓狼』や『月華の剣士』の続編に手をつけたい」と続編開発の可能性を示唆していた。
